年間計画を立てることによって必ず目標が達成できる!?
こんにちは!
たっくんです!
前回の記事は読んで
いただけましたでしょうか?
今回は実際に箱根駅伝に出場
するための、
年間計画を一緒に
立てて行きましょう!
最初の記事で書いたように、
目標を明確にする事はとても大切です。
紙とペンを用意してください!
これで具体的な行動計画を立てれば、
自分はどのように練習を積んでいき、
どこで結果を出せば良いのかを
目で見て実践する事が出来ます。
そうすれば自ずと自分の良い面や
課題も出てきて、それを克服し、
成長していくこと間違いなしです!
逆にこれを実践しなければ
いつまでたっても
良い結果はついてこないでしょう。
そうなりたくないのであれば、
最後まで必ず
読んでください!!
まず全て自分一人で立てる事は、
難しいので、
現駒澤大学コーチの
藤田敦史さんの練習計画を参考に
考えていきましょう。
通常、選手の練習計画や
コンディションについては
企業秘密のようなもので、
あまり教えたがらないものですが、
2つの学生記録と現在の
男子マラソン日本最高記録を樹立した
藤田敦史選手は、
『陸上競技研究』(第42号 2000、No.3)
という研究誌で、
4年間のトレーニング実績を、
練習日誌の掲載という
かたちで公表しています。
高校時代は
まったく無名だったランナーが、
箱根駅伝をはじめとして
多くの試合で活躍した背景には、
1日1日の積みかさねがあることを、
その練習日誌は物語っていました。
毎日、朝夕の体重、睡眠時間、
起きたときの脈拍(疲労すると安静時心拍数が増えてくる)
を記録することで体調を考え、
朝練習、午前練習、午後練習の
内容と距離を、
克明につづっています。
その内容は
Jog(ジョギング)を中心にして、
長距離の持久的な能力の
ベースをつくり、
試合前にスピード練習を
うまく組みいれたものでした。
月間走行距離は1、2年時では
600~700km、
本人が意識改革したといっている
3年時から4年時にかけては
800~900kmにおよび、
4年時の8月には
1139kmという
驚異的な走りこみをおこなっていました。
また、補強運動として、
腹筋(100×2)、
腕立て(30×2)、
懸垂をおこなって、
身体づくリを
怠っていなかったことも印象的でした。
〔藤田選手の1週間の練習実績と体調チェック表〕
藤田選手の大学3年の8月の練習日誌。
ただ単に距離を伸ばすだけではなく、
考えたトレーニングをおこなうことで、
タイムを伸ばし、
それが箱根駅伝の
好成績にむすびつくことになりました。
その年の箱根駅伝が
終わったときから、
次の年への準備がはじまる。
つまり、箱根をめざす選手たちにとって、
年間計画のカレンダーは
1月4日からはじまります。
1~3月までは気温が低いので、
走りこみができる時期です。
また、ロードレースを中心にして、
ハーフマラソンや20kmレースなど、
比較的距離の長い試合に出て、
ロードレースの実績を積んでいきます。
4月になると
トラックシーズンが開幕し、
全国のいろいろな場所で
記録会がおこなわれます。
学生は、5月にある関東IC(関東学生対校陸上競技選手権大会)
に向けて、
状態を仕上げていきます。
その後、7~9月は気温も上がり、
朝や夕方に練習をもっていかないと
なかなかトレーニング効果が
上がらなくなるため、
夏期休暇を利用して長期合宿を組みます。
箱根出場を狙っている大学は、
1か月以上の期間、
暑さを気にしないで
練習できる合宿地を
わたり歩くことになります。
大学が後期に入って
授業が開始されると、
秋のシーズンに向けて
スピード強化がはじまります。
シード校以外は、10月下旬に
箱根の予選会があるので、
20kmの記録を意識した
コンディショング作りを
することになります。
一方、シード校は10月末まで
走りこむことができるので、
本選では有利ということができるわけです。
また、シード校は、
疲れを残すことなく
調整することができるのです。
そして、いよいよ11~12月は
調子を上げていくための
重要なコンディショニングの
期間になります。
この時期に夏に走りこんだ疲労が出て、
故障につながる場合があるので、
とくに体調には注意が必要です。
12月10日あたりには
補欠をふくめた16人のエントリー、
29日あたりには区間エントリーをおこない、
本番をむかえることになるのです。
(文:沼澤 秀雄)
と言った流れで箱根駅伝に
辿り着くわけですね!
ペンで紙に自分の年間スケジュールは
かけましたか?
これを参考に自分が出る試合を
月ごとに記入し、
練習スケジュールを組んでみましょう。
自ずとやるべき事が見えてくるはずです。
これを明確に書けた選手が
大きな目標を達成する事が出来るのです。
1日1日をコツコツやる事が
勝利の方程式ですね!!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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